音響機器

オンキヨー&パイオニア、ホームAV事業をSound Unitedに譲渡へ

Sound Unitedは、現在「marantz」「DENON」などのAVブランドも保有するアメリカのAVメーカー、ということだそうで、由来がまるで異なるがAVファンには有名な二つのブランドを持っているっていうことも驚きだけど、他にもオーディオのマッキントッシュなども一時期有していたということで、大規模なメーカーだ。で、そこにONKYOのAVが加わる。ただし、移るのはハード事業だけで、「オンキヨー」ブランドはオンキヨー側所有ということで残る。で、オンキヨー本体は、ヘッドホンをはじめとするデジタルライフ事業や法人を対象とするOEM事業の成長を見込み、この2分野に経営資源を集中していくとのことで、そちらに「オンキヨー」ブランドを使用、AV事業のほうはSound Unitedと協議しながら展開ってことだそうで、詳細には語られていないけど、こちらにもオンキヨーブランドをライセンス供与って感じになるのかな?

そうなったときに気になるのは、ここで語られていない「パイオニア」ブランドのほうだ。しかしながら、こちらは「未定」となっている。オンキヨーにしてみれば、パイオニアのブランドにはそれほど思うところはない、ということがこの状況一つ見ても明らかだけど、パイオニア本体も、すでにこの件についてはほとんど影響力を持たない状況でもあるので、Sound Unitedに移転するか、消滅するかのどちらかではなかろうかと思案する。もともとパイオニアから「将来は」と思いながらオンキヨーに合流した方々にとっては、厳しい状況になったような気もするけど、成り行きを見守るしかないわけだ・・・。

ホームでのパイオニアブランドが一旦消えると仮定した場合、パイオニア本体が再生なった場合には、手放さずに置いたTAD(Technical Audio Devices)がひょっとしたらキーになるかもしれない。

いずれにせよ、僕の希望は叶わなかったという流れなので、なんとも残念な気分だったりはするんだけど・・・。

cear pave

去年の末くらいに、共栄エンジニアリングという会社が、ブルートゥースのスピーカの技術について、クラウドファンディングで資金を集めていることは知っていた。そのスピーカは、小型でありながらステレオで、豊かな音場を作り出すものだ、という情報だった。スピーカのアレンジ的には、本体の側面に横向きに設置されていて、言うなれば、2年前の6月に紹介した、大塚家具の「グラナダ」の超ミニチュア版といった感じながら、圧倒的にボリュームが足りないので、DSP補正抜きには語れないものだとは感じながら、ひょっとしたら、このタイプならステレオ感が出せるのではないかと注目していた。

値段は約2万円、Soundlinkとほぼ一緒なので僕個人のためには手を出せないなぁと思っていたところ、通常より25%ほど安い1万5千円のプライスタグ。決め手になったのは、普段こういうものにはあまり興味を示さないはろが珍しく反応したこと。折角だから、このウェーブには乗るしかない(^_^;)、と決断した次第。

全然試聴をしていない中での決断なので、不安はもちろんあった。もし目論見通りにステレオ感は得られても、周波数特性が自分の好みじゃなかったら、この買い物は失敗である。既にSoundlinkというひとつの回答を持っているところに、食い込むことができるのかどうか。逆の不安もあって、Soundlinkをその別の価値観で超えた時に、どっちを選ぶのだろう。SRS-X1の時のように、誰かに引き継ぐのか。あれはあれで防水という別の武器があったから、手荒い扱いでも問題は発生しにくい。

僕自身はSoundlinkを風呂のお供にしている。防水はないけど、民生として世の中に出てくる物であれば、環境加速試験やヒートショックなどの数々の試験をクリアしてるはず。風呂場の環境など余裕で含まれるから、事実上は全然影響ない。メーカーとして保証はしてないだろうけどね。湯船に落としちゃったり、シャワー浴びせちゃったりしたら、流石にそれは、自己責任以外の何物でもない。話がずれた(^_^;)。

さて、申し込んでから一週間ほどで、それはやってきた。大きさ的には、SRS-X1とそんなに変わらない。これでステレオなのかとびっくりするくらい。前面と背面は硬質プラスチックで、側面天井はアルミメッシュでぐるりと囲まれている。底面は、ABS樹脂かなこれは。で、4箇所に直径2mmほどのゴム足で支えられており、小ぶりながら、これがインシュレータになっている。重量は290g。Soundlink mini IIは670g。筐体を爪で弾いても軽い音がする。音量大きくしたら筐体がビビるんじゃないかと心配に。これはやっちまったか?って感じだ。

不安に感じながら電源をオン。かなりの音量の起動音がしたが、たぶんそれだけでもさっきまでの不安はかなり解消される。しっかりした綺麗な音だ。ブルートゥース経由でiPad Proとリンク。特に問題はない。音楽のジャンルを変えながらいくつか聴いてみる。まずは筐体のビビリとか共振とかは皆無。この軽さからすれば驚異的だ。周波数特性的には、中音がメイン。40mmのフルレンジスピーカはSRS-X1とサイズは一緒だけど2つついてるわけで、その分だけパワー感も上。Soundlink mini IIでは、スピーカサイズはそっちのほうが小さいはずだけど、低音はやっぱ圧倒的で、それと比べちゃいけない低音感。でも、普通には出てる。

このような小型のスピーカで、左右のジオメトリも決まってしまっているタイプのスピーカでは、どうやったところでスピーカ本体からあまり離れないことがステレオ感を得るための最善解であるのは間違いない。のだが、その条件で聴く場合、paveはこれまでのどのスピーカよりもステレオのダイナミックレンジが広い。ただ、言えるのは、置き場所によって拡がり感に大きな影響を与えるので、左右1mくらいの間にモノがある場所でこれを聴いてああだこうだ言うのは間違いである。ちゃんと聴くなら左右に何もない場所で、正対して聴いてあげること。どんなスピーカだってほんとは条件は一緒だが、普通は左右向きにスピーカが付いてるわけじゃないので、ちゃんと評価するならそれらよりは気を使わないといけない。

で、特徴としては、周波数特性的に中音が伸び、高音はそこそこ、低音は出てないとは言わないけどレベル。正対すれば音の拡がりは大きいが、曲によって当たり外れの波が大きい感じはするので、DSPによるオーバーデコレーションはあるのだろう。基本的に音数が少なくてステレオを重視した曲が当たりの確率が高く、そういう意味では、シンセサイザーミュージックと呼ばれたジャンル(ヴァンゲリス、タンジェリンドリーム、などなど)は結構くるものあり。ギターを中心にしたもので言えば、ディ・メオラなら「Winter Nights」とか。ピアノと女性ボーカルなんてのも当たりな口。ロックは低音が弱くなるのでちょっと弱いし、楽器数が多くなるクラシックも広がり感はともかく追従性で得意とは言えない。聞き流す分には気にならない。

とにかく軽いのが一番のメリットで、どこでも気軽に持っていける。庭とか、オープンスペースで、テラスで本を読みながらなんてのが似合っちゃうのかも。正対しておけばステレオ感はそんなところでも十分に感じられるしね。

Soundlinkとどっちに軍配を上げるのかって?聞くシーンによるとしか言い様がない。ノートPCの前にいるときはステレオ感を重視するので、普段使いはpaveにするかなー。Soundlink miniが「重厚」に見えちゃうってのもあれなんだけどさ。

「ビクター」ブランドが復活とか

・・・って「JVC」のVは「Victor」のVではなかったんかい、とツッコミを入れながら、JVCケンウッドが「ビクター」ブランドを再構築するとのニュースをお届け。

なんでも、ビクター創業は1927年で、今年は創業90周年にあたるのだそうだ。それにちなんで、「JVC」「ケンウッド」に加えて「ビクター」を復活させるというのだが、やはり最初の突っ込みは有効なのでは、と思えて仕方がない。

まー、パナソニックも「テクニクス」ブランドを復活させたし、三菱も「DIATONE」を持ってきたりしてる昨今だから、そういう流れなのかいと思ったりもする。パイオニアのホームオーディオもオンキヨーと合流しても「パイオニア」ブランドは維持したしね。そんな流れが通用するなら、東芝も「Aurex」を復活させてみてはいかが、とか更に余計な道に突っ走ったりしてしまうよ。(「Aurex」撤退後の東芝の音響は、一部オンキヨー製の物を使用していた)

ま、そんなことだけではダメで、そこにどんな「意思」を込められるかがすべてだと思うけどね。

Pioneer RAYZ、RAYZ Plus

iPhone7系を使っていると、どうしても問題になるのがミニジャック端子が存在しない事。有線で音楽を聴くのもLightningからということになるが、端子は一つしかないわけで、音楽を聴くのと充電は択一ということになる。

それが不便この上ないと思うとBluetoothを選択することになるけど、音が圧縮されちゃうので、「いい音」を追求しようとするとやはり困ることになる。

僕が購入して使用しているSE-MS7BTは、このへんのチューニングがうまく、実は有線とBTの切り替えによる周波数特性の体感があまり変化しない。大概の有線+BTヘッドフォンはBTになると極端なほどに高音が伸びないと感じられるようになる。実際カットオフされているので当たり前ではあるのだけど、そこがうまく処理されているのだ。

しかし、今話をするのはそんなことではなく、同じくオンキヨー&パイオニアのパイオニアブランドの方からこの度発売された「RAYZ」と「RAYZ Plus」である。これはイヤフォンタイプのLightning端子接続なのだけど、注目なのは「Plus」の方。途中に横からLightningジャックが突っ込めるようになっていて、これでiPhoneの充電が可能という代物。対応周波数は10〜22000Hzとなっているので、まぁ十分。それだけじゃなくノイズキャンセラー、耳孔センシング、最適化キャリブレーション、イコライザーアプリと実に多機能。これは早まったか?と思わせる。こういうキャリブレーションは、小型なものでは、こういうのを積極的にやったほうが気持ちよく聴きやすいと思う。大きなヘッドフォンなら、あまり音場はいじりたくないのがピュアオーディオの作法だけどね。

どちらにしろ、一度は音を確認したい。買い換えるまでは行かないはずだ、とは思っている。

Pionner SE-MS7BT

iPhone7Plusを購入してから、音楽の扱いをどうするかっていうのは課題だった。基本的には、Bluetoothで飛ばそうという方向で考えていた。

Lightning端子からオーディオに変換するアダプタもiPhone7シリーズには付いている。でも、なんかこう、スマートじゃないんだよね。音楽聞きながら充電できなくなっちゃうとか、そういうこともあるけど、そもそも論として、アダプタで対応という方法がスマートじゃない。やるならLightning端子直挿しのイヤホンを同梱すべきだろう。それはまた別の話になるんだけどさ。
(20170117追記:Lightning直挿しのEarpodsが入ってたのを確認もせずに書いてました。ごめんなさい。訂正します。

それを認識した後で書けば、Earpodsを使う気がさらさらなかったということに落ちてしまうのでした。

で、SHURE SE315を使う前提で書けば、アダプタにはきっと1ビットDACが入ってると思うのだけど、総括しちゃえば「音響メーカーとしてのApple」の音があまり好きじゃない、買収したbeatsを含めて、ということに落ちる。)

Bluetoothで飛ばすはいいとして、受け側をどうするか。今の時点での考え方は4つ。
1.Bluetoothヘッドホン(イヤホン可)を考える。
2.Bluetoothポタアンを用意、それに現在使ってるイヤホンを突っ込む。
3.MMCXタイプのイヤホンなので、そこをBluetooth化する。
4.iPhoneは諦めてiPad Proにイヤホンを挿す。

1はオーディオ環境を構築し直し、2と3は今のイヤホンを活かす方法、ということになる。最初は後者で考えていた。SHUREのイヤホンはそれなりに本気出して選んだものだから、それをスクラップにするのはなかなか勇気が必要。4は最後の手段。むしろ、1〜3を導入して、iPadとペアリング、iPhoneの消費電力をセーブする、って考え方を取るべき。それ言い出したらiPodもあったはずだよね、って話になって、そもそもBluetoothいらなくね?って話に落ちたり。SHUREを十全に活かすつもりなら、間違いなくそっちなんだけど、そこは見ないことに。

理由は、今後のハイレゾ対応の可能性を見越して。SHURE SE315の再生周波数帯域は22Hz〜18.5kHz。全然ハイレゾじゃない。一方Bluetoothも全然ハイレゾじゃないんだけど、有線でも繋げるヘッドホンなら、ハイレゾ対応も可能。携帯でハイレゾは現実的ではないけど、ホームならハイレゾ対応は今後段階的に検討だから。

さてそれで。Bluetoothを使うとすると、継続時間が問題になる。ちょっと大きくなって重くはなるけど、ヘッドホンの方がいいと言うことになる。予算は1万5千円前後。ヘッドホンということなら、やっぱり応援したい会社、つまりはパイオニアを選びたい。音の雰囲気はよくわかっていて、僕的な失敗はない。で、当初はSE-MJ771BTを候補にしていた。これは有線でも繋げられて、高音は28kHzまで対応。40mmのドライバなので、低音も十分に出る。値段は8000円前後、悪くないなと思いながら、サイトに行ってみると、なんと11月に新製品が出ていた。それがSE-MS7BTってわけだ。同時にMS5BTも出てたけど、こちらは有線対応がなく、自動的にMS7BTに決定。有線で繋げば40kHzまで出すし、40mmドライバはどうやら新設計みたいだ。予算にも合うので、もうそそくさと決めてしまった。

今日届いたので、早速使用。音の解像度は申し分なック高音までよく伸びる。ダイナミックレンジも十分だ。低音は、そうねBOSEと比べりゃキック感が弱いのかも知れないが、それはBOSEの方が低音を押し出したいからそうなるので、そういう意味ではMS7BTの方が自然な音と言えるわけで。となると、難点は・・・、そうだね、やはりかさばることと、イヤーパッドが夏は蒸れそうだな(^_^;)。

でもま、概ね僕の中では好評。これで電車外出時も楽しめそうだ。

SoundLink Mini II ファームをアップデート

ファームウェアのアップデートなんて、普段はあまりやってないけど、動作に怪しさを感じたので、アップデートがあるかどうかを確認したら、1.1.4ってのがあったので、アップデートしてみた。

ついでに、動作時の言語を日本語にしてみたら、めちゃくちゃぎこちない機械音声で違和感が大きかったので、そちらはまた英語に戻しちゃった(^_^;)。英語音声でもぎこちないのは確かなんだけど、違和感を感じにくいというか、気にならない。母国語じゃないから、というところかもしれないけど。

動作は・・・ちょっと安定したのかも。音のチューニング変更とかじゃないと、わかりにくいよね、こういうの。どちらにしろ、今の電子機器はこんな風に、ファームウェアを定期的に確認しなければならないので、客としてはめんどくさくなった。まぁ不満を感じなければ、そのままにしていてもいいとは思うんだけどね。スタンドアローンで動かすならば。

CES2017でパナソニックやソニーが4K有機ELを公開

やはり自発光はいい。そう言う結論か。

PDP(プラズマ)の開発をやってた頃から、液晶に対する最大のアドバンテージとして「自発光パネル」というのがあった。自発光、つまり素子が発光するということ。液晶は自分で光ることができず、画面を明るくするにはバックライトが不可欠である。画面自体の明るさを増すという意味では、バックライトを強烈に光らせればそれは叶う。

プラズマと液晶の戦いでは、ほかにもいくつか理由はあるものの、直接的にはそれをいわば逆手に取られてプラズマは敗北した。電気屋さんの売り場を明るくして、バックライトを強く明るくした液晶と、明るさのコントロールがやりにくいプラズマを並べ、「液晶はこんなに明るいんですよ?」とやる。プラズマは、その原理のおかげで、絶対輝度を明るくすることができなかった。そこでは暗くて寝ぼけ気味な映像になってしまうプラズマは不利だ。実際家に持って帰れば、そんな明るい環境でテレビを見ることなどなく(そもそもそんな環境にはならない)、そういう場所で見たらプラズマで充分。そのレベルでの表現力の戦いになれば、勝てる戦いだったのだ。そういうわけで、まず店頭で戦いをさせてもらえなかったというのは非常に大きい。製造コストも高かったけど、それはデファクトスタンダードを掴んでしまえば、スケールメリットで何とかなった話だと思われる。と、P社がプラズマから撤退して約10年、冷静に分析してみる。

有機ELでそのリベンジってわけでもないだろうが、十数年前と比べて、有機ELはほんとに明るくなったし耐久性も充分。じっくり時間をかけて熟成されてきた感じがあるよね。パナソじゃなくてLGの有機ELであれば、今でも電気屋で見ることができる。・・・と言いながら、今回発表の2社も、パネルはLGのものを使用しているとのことなので、描画エンジン以外は差がないということにはなる。

このパネル、液晶との差は、「黒の表現」ではっきり見ることができる。電気屋の液晶は、今でもバックライトバシバシなので、どれだけ頑張っても、黒い場所でも光が透過してきてしまうので、有機ELでも今は無きプラズマでもいいが、ディスプレイの比較は、まずはそこでやるのが正統なのだ。それは、以前のログをひっくり返せば似たようなことをどこかに書いたとは思うけど。もちろん、それが全てではなく、全ての明るさでムラがないとか、残光とか焼き付きとか、簡単に考えてもこのくらいは評価したい。LGのそれは、そのあたりがまだ微妙だったんだけど、描画エンジンが変わるとどうなるか。今年の後半には店頭に並ぶだろうから、今から楽しみにしておく。

ピュアモルトスピーカーが復活・・・か。

オンキヨー&パイオニアマーケティングから。「S-PM50」と「S-PM30」の2種類。ピュアモルト自体は、ウィスキー樽の廃材をスピーカのエンクロージャーに使いましたって話なので、実はそれほど重要ではなく(もちろんエンクロージャー材として、オークは適している方だという部分はあるにしても)、バスレフ孔から微かにウィスキーの香りが漂う程度のプレミア度だ。

オーディオファンが注目するのは、それよりもヴァーティカル・ツインが復活したという事実のほうが驚きかも。ヴァーティカル・ツインってのは、縦に配置した二つの同径のダブルウーファに挟まれる形、真ん中にツイータを設置して、仮想的にコアキシャルな2WAYスピーカを作ることにある。高音、低音の音源が仮想的に一緒になるという部分。コアキシャルを使わない理由は、これは多分に僕の想像も入ってるけど、スピーカーの真ん中にツイーターがあるためにウーファから出る音に乱れが起きるとか、動きが規制されるとかの弊害があるのかな。あとはダブルウーファだから、径が小さくできてスリムにできるという効果というか、実はそれが主目的だったと思う。縦の音像はずれる可能性はもちろんあるけど、横よりは感じにくいので、これはそういう思想で作っているはず。

ヴァーティカル・ツインは20年ぶりというから、そんなに空白期間あったっけ、とも思うが、最初の製品がS-77twin、S-55twin、ちょっと遅れてS-99twinだったと思うので、それは1988年、僕がパイオニアに入社した年。一時期S-99twinを所持していたが、流石に20cmウーファの3WAYと比べると低音のアタックと、音の解像度が弱めに来る(やはり低域に挟まれた高音域ってのはやや埋もれる感があるような気がする)ような気がするが、音の定位とか音場感では良かったと思う。ダイヤトーンの3WAYと同時に所有していたという贅沢な時期があってな(^^ゞ、いまはどっちもないが(-_-;)。ハイレゾ対応はいいけど、それを強調するっていうか、ハイレゾにはヴァーティカル、なんて売り方をするとダメだと思う。究極のスピーカはフルレンジ1発ですべてこなせるってことなんだけど、そんなスピーカはない、わけだからさ。

驚きなのは、それが、パイオニア時代にあったわけじゃなく、パイオニアのAV部門がオンキヨーに移動してから改めて開発されたのだろうというところ。それはオンキヨーがパイオニアブランドを思ったより大事にしているということを示す。オンキヨーのスピーカとは明らかに違う方向性、パイオニア的な部分を出そうとすると、こういう感じにならざるをえない部分もあって、それはそれでいいと思う。

#流石に「A-JETスピーカー」は復活しないだろうと思うけどな。

イヤホンをBluetooth化する・・・・?

この間、そのためには、Bt用のイヤホンにするか、Btポタアンを買うしかない、とか書いちゃったけど、僕のイヤホンがSHUREであることなら(というか、MMCX規格のイヤホンを使っていれば)、もう一つ手があった。

それは、MMCX対応のBtレシーバを使うこと。ポタアンとそれほど変わらない選択肢ではあるけど、アンプ性能を犠牲にして、手軽なBtイヤホンを手に入れるという形だ。

価格を見ると、どれをとっても大体一万円台後半からって感じで、価格的には決め手に欠ける。多分一番いい音になるのはポタアンとの組み合わせ、デザインや小型化を考えると専用のイヤホン、MMCXはその中庸になると考えられる。値段を度外視すれば、選択肢の少ないMMCXのBt化から外れていくことにはなる。

どうしようかなー。やはりドライバがでかいほうが音圧は出るってことで、SE-MJ511もまだ併用で使ってるんだよね。ややかさばるので、最近の出番は多くないけど。やっぱり最後はポタアンに落ちるのか。機種選定で迷うんだろうけど、そこは値段で割り切る予定。ポータブルの音は妥協できるところはしてるつもりでもあるし(SENHEISER?げふんげふん)

こうやって悩んでいると、いっその事、騙された(若しくは悟った)ふりをして、AirPodsの使い勝手を試すという手が良さげに見えてしまうという罠。レポートを見てる限りではこれまでの使い勝手とは一線を画してるようにも見えるから。イヤホン、ヘッドホンで、ラインの取り回しって、結構いろいろやってるんだよね。それをなしにするのは精神的ストレスは小さくなるのかも知れない。

そう考えると、ちゃんとしたBtイヤホンという選択肢、だったらSUREの音を引き継ぐのがいいじゃないか、まわるー、まーわるーよ、と。音楽はiPadにも入ってるんだから、それで有線で繋いでこれまでどおり使ったらいいじゃん、というのがお金をかけない最善の解決策なような気がしてきたー。

パイオニアのLDプレーヤ3機種が未来技術遺産に登録

既に籍をおいてなくても、こういうニュースが出るとそれなりに嬉しくなってしまうのは、なんでなんだろうね(^^ゞ。

登録されたのは、世界初のLDプレーヤPR-7820(業務用、第00201号)、半導体レーザを初搭載したLD-7000(第00202号)、世界初のLD/CDコンパチプレーヤのCLD-9000(第00203号)となっている。まとめてじゃなくて、個別なんだね。今回の発表を見ると、AIBOやフジカラーF-II400、MZ-80K、PC-8001、タカヂアスターゼなども選出されていて、時代や分野なども結構バラバラだ。それはそれで面白いけど。始まりは2008年となっているから、まだまだこれからの登録制度みたいだね。

それぞれに特徴あるんだけど、PR-7820は、「ユニバーサルパイオニア」の商品。MCAとパイオニアの合弁会社で、開発はディスコビジョンアソシエイツ(DVA)と一緒に行っていた。後にMCAとの合弁解消に伴い、DVAはパイオニアの子会社となるが、そこの持つ光ディスクの基本特許は、パイオニアの特許収入の巨大な柱となるのだった。

それを民生用に作りした「LD-1000」は、当時の僕の将来を決定づけたマシンと言っても過言じゃない。って、これは前も話したかな?当時は、つくば学園都市もまだまだこれからといった風情で、土浦も県南では一番栄えていた時期。土浦の駅前通りには、複数のデパートが軒を連ねていた。(今はすべて撤退してるけど・・・(^^ゞ)そんなデパートの電器売場で初めて見た「レーザーディスク」なるものの描く映像は、オーディオ好きだった高校生たちの心に衝撃を与えたもんさ。その記憶がなかったら、今の僕はいなかった。大学院時代、就職先として提示されていたのは2社。もう片方を選択していたということ。就職自体も今から見たら超売り手市場だよね、そこに行きたいと言いさえすれば、形だけの面接は受けるけど、ほぼ決まりだった。

話を戻せば、当初のマシンは、レーザーがHe-Neガスレーザを使用していたので、レーザーが発振するまで、つまり機械が立ち上がるまでにかなりの時間がかかったものと思うけど、あまり問題じゃなかったな。って、初期のBDプレーヤもそれなりに時間かかるか(^^ゞ。物事の始まりなんて、そういうのはつきもの、なのかも知れない。

2機種目、LD-7000については、発売が1983年とあるので、大学時代の友人が早速手に入れてたのは多分この機種。LD-1000の時代の蓋が跳ね上がる方式から、トレーがフロントローディングで出てくる形に変更されている。レーザ発振がガスレーザから半導体レーザになり、かなり薄型になったし、立ち上がりももちろん早くなった。板の大きさが大きさなので、面積的には今から見ると「巨大」だけどね。ビクターから同時期にVHDが発表、各社から発売され、この経緯は後に「13対1」と呼ばれ、そのまま本にもなるくらいの出来事だったが、僕の周りの理系、工学系の学生たちの中では、この時点でLD圧勝だった記憶がある。ただ、同じく「圧勝」と評された「β」の話もあるので、それが即座に機械の成功失敗につながるものではない。

で、その13:1をひっくり返したのが、LD/CDコンパチ機、CLD-9000というわけだ。「これ一台でCDも、LDも」と言われると、CDプレーヤもまだまだ高価だったあの時代、映像ディスク再生機とCDプレーヤというフォーメーションで二台買い揃える必要がないというメリットはイメージとしては大きかったのだろう。そして、これが、更に発展して、LD両面再生を可能にしたベストセラー「CLD-99S」へつながっていく。しかし、その実態はどうだったかというと、当時はテレビとオーディオは別に置かれてた可能性も高い。そもそもテレビ(ブラウン管)とオーディオスピーカは相性が悪く、防磁スピーカを使用しなければ、一緒に置くとテレビの色ずれが発生したわけだし。

その後は「レーザーカラオケ」などで一世を風靡したが、カラオケが通信化されると一気にシュリンクしたのは御存知の通り。民生もDVDにシフトしたら、もうあとは衰退するしかなかった。まぁ電機業界における「恐竜」のようなもんだね(^^ゞ。

そういう意味では、LDプレーヤとしてみると、この選択は的はずれなものではないように思う。PR-7820だけは業務用ということもあり、知名度が高くないけど、「最初」という意味ではこれしかないだろう。

もちろん、LDとCDでは信号フォーマットが全然違うので、コンパチ機能の達成は、巷で思われるほど、簡単だったわけではない。その苦しみは、実はその後もDVD、BDの開発時に至るまで、延々と繰り返されていくのだけど、「光ディスクは一台で全部コンパチブルに再生できます」を達成できたことが、発展のキーポイントの一つだったことは疑いようもない。もう一つのポイントはもちろん「容量」だったわけで、それが他のストレージの進歩についていけてないことが、限界を決定づけたのだけど。

実は・・・当時のパイオニアの社内報にはLD版もあり、各部署に配布されていた。流石に個人には配布されてなかったけど(^^ゞ。それから「50年史」はLDがついていて、ボックスの中に収蔵されている。これまた僕の入社の前年に当たるので、公式には僕は所持していない。もちろんそれを見るためにはプレーヤが必要で、社員のLDプレーヤ所持率は高かったのではないかと思う。機械の生産も終了した今、そんなの、ただの虹色に光るアクリル板だw。あの辺りのアーカイブは、今はどうしているのかしらね、などと別の心配をしつつも、そんなニュースをひっそり(?)と祝うことにしようか。

ハイレゾ音源は耳で聴くだけではダメ?

普通に解説すると。ハイレゾ音源を聴くにあたって、安いイヤフォンやスピーカだと、大概は20kHz以下の周波数にカットオフがある。つまりそこに行く前に音が出なくなってしまう機種が多いということ。最低限、2万円前後からのお金を出さないと、そのレベルに到達しない。

で、そこに到達したとして、出る音は耳の中で完結してしまうので、ハイレゾを感じることができたとしても「効果」を得るのは非常に限定的。そもそも20kHz以上の周波数帯域は、耳では聴き取れないとされている部分。それを無理に耳に突っ込んでもあんまり意味はないよ、と言うことのようだ。

じゃあ、ハイレゾの真髄はどこにあるかっていうと、全身の体表面で感じることだって言うんだよね。耳じゃわからないんだけど、体で感じるものがある。アナログレコードからCDに移行した時にさんざん言われていた話だけど、それを実験(脳波の活性化)で証明した、と。

そうだろうな、と思う。たぶん、僕らの世代がアナログレコードが身の回りにふんだんにあった最後で、アナログとデジタル音源へのドラスティックな変化を一番モロにかぶった世代じゃないかと思うけど、またその頃は、システムコンポ(430mm幅のフルサイズのやつだ)と20cmウーファを擁した3WAYスピーカとかがリビングや親父の書斎みたいなところに鎮座していた時代、でもある。当然CDへの移行期には、それでアナログとデジタルとを聴き比べることができたわけだけど、CD音源に感じた「なんとなく」な物足りなさを、説明してもらえたということでいいのかもしれない。そういう意味では昔から言われていたことだとも言えるのだが、CDが登場して30年、アナログの音など聞いたこともない人も今や多いのだろう。

だからって、この結果でオーディオが重厚長大な世界に戻るとは全然思わないが、少なくとも、「ハイレゾ」という流れの中で、それに見合ったオーディオの形態というのが模索されることにはなろう。ハイレゾだから襟を正して聴く、みたいな風潮になってしまったら、ハイレゾの普及もないし、それはDVD-AudioやSACDのような、これまでの高音質メディアと同じような道を辿りそうな予感もある。そもそもハイレゾになると、データ量が圧倒的にでかくなるので、今の携帯機器で扱うには荷が重すぎる。やはりある程度棲み分けって話になるのでは、普及は難しいなぁ。

Soundlink mini IIを結局購入(^^ゞ

理由はまぁ前に書いたとおり、簡単な構成でステレオ再生が欲しかったこと、そして自分の好みの音に近かったこと。とにかく前モデルの音を、去年専門店で聴かされて、既にやられちゃってた、ってのもあってね。他の選択肢も取り敢えず聴けるだけは聴いてみて、いろいろイコライザをいじること前提なら他の選択肢もあったけど、たぶんそうならないので、決めた。

例えば、ONKYOのHF Playerなどのアプリを落とせば、かなり強力なイコライザーがついてて、iPhoneやiPod Touch でも好みの音は作れる。しかし、結局Apple Musicを入れてしまうと、DRM付きのものは当然再生不可なわけで。そこが単純再生のiAlbum Playerとは違うのだけど、そこを文句言っても致し方ない。要はMusicやiAlbum Playerでは、簡単にイコライザ調整って話にはならないわけだ。

つまりはBOSEの音が好みであれば、そういう状況はこれひとつで打破できちゃうわけだから、あとはいつ踏み切るか、しかないでしょう。

結論から言えば、僕にとっては正解だったね。2台あるSRS-X1は、はろと娘1にもらわれていきました、というわけで、自分が使わなくなったものの行方も決まっていたことも大きい。そんなわけで、みんな納得するのが一番いいでしょう。

BOSE Soundlink Mini II

BOSEのSoundlink miniが、先月末モデルチェンジして、「2」になった。町の家電販売店で最近下降気味で、2万円ギリギリも狙えた値段が、一気に25000円まで戻った(^^ゞ。

実際、モデルチェンジと言っても機構的なアップデートは殆ど無く、シルバー一色だったカラーにブラックのバリエーションが増えたこと、miniUSBポートがついたこと、バッテリーの持ちが7時間から10時間に増えたこと、くらい。

音を聴いてみても、前のモデルとの違いは感じられない。太い低音に根こそぎ耳が持っていかれる感じ。しかしそれに抗ってちゃんと聴いてやると、アルミシャーシで剛性は十分にあるので、中音域はレベルは落ちるけどそれなりにしっかり出ていて、ユニットが小さいゆえか、高音はまとも。いわゆる「ドンシャリ」に近いが、僕がオーディオのイコライザをいじって、好みの音を作ると、結果論としてこの特性に近くなる。スピーカ本体(と内部アンプ)だけでこの特性を作ってるのが特徴だと言い換えることもできる。

だから、僕個人としては、基本的にBOSEの音は嫌いではない。が裏返せば、最初からそういう音が「吊るし」で作られている、ということもでき、その特徴を消すにはかなりの努力が必要なので、そこが「BOSEの音は人を選ぶ」とか「マニアはBOSEを選ばない」という論につながる。まぁ聴いてみて、好みの音であれば、誰が何を言おうが気にするな。趣味なんだし。聴く曲ごとにイコライザをいちいち好みに調整して、なんてことをやる人は滅多にいない。滅多にいない人や、知識だけで話をせずに、まずは偏見を外して、聴いてみることのみが、何よりも自分に対して説得力を持つ世界だということを忘れちゃいけない。

miniじゃないSoundlinkと比べると、筐体の大きさの差はやはりあって、音のつながり感はSoundlinkのほうが自然な感じ。が、「音のキレ」はminiのほうがある感じがして、これはこれで「あり」だなと思わせる。1万円の値段差をどう考えるかになるけど、ポップなものを聞く機会が多ければ、おそらくminiのほうが合うはずだ。

こんなことならモデルチェンジ前に買っておけばよかった(^^ゞ、っていうか、前のモデルが安くころがってないかなー。別にSRS-X1(SONY)に見切りをつけたわけじゃない。ステレオで聴くには制約が多いことがわかって、それならX-MF7DVのほうが早いんだけど、それだと聞く場所が制限される。そこを解消したいとこの半年くらいずっと考えている。しかし実質値段が上がったという認識のほうが強いので、ちょっと様子見になるのだった。

大塚家具スピーカ「グラナダ」

仕入れた時期的にネタとしてはちょっと古い感じもするけど、まぁ「高級品」なので、いいかということで取り上げてみる。

「ギター仕上げ」の木製スピーカ、って、やはり音好きの血はそういうのに反応するのか(^^ゞ。

開発はM's system。そこのサイトに行けば、基本の形はわかる。円筒の両底面にフルレンジスピーカユニットとバスレフを付けた一体型ステレオスピーカ、と表現するとわかりやすい。流石に、筐体がアクリルかポリカーボネートの透明筐体で、中にオブジェが入ってるバージョンは、音響とか完全無視なのでノーサンキューだけど、MSシリーズ、RSシリーズなら、落ち着きもあって、それなりの音が出そうだと感じる。ユニットはフォステクスあたりを使ってるのかな。

今回は、そのMS、RSシリーズを、大塚家具専用ブランドに卸した感じで、筐体はシナノキを使い、ギターの製法と同じように表面に水性ニス下塗り+職人による手塗りで仕上げたそう。値段が19800〜237600円・・・ってMSのメープルよりも10万円、ピアノ塗装よりも5万円ほど高く仕上がってる。さすが大塚家具って感じの値付けだ(^^ゞ。スピーカネットが木製細工っていうのが原因の一つかもしれないけど。

構造的には、単純円筒って感じで、中に共棒とかホーン構造とか入っていたりはしなさそうなので、ユニットの音が素直に反映されそうな感じ。左右の干渉とか、いくつか気になる点はありつつ、一度聴いてみないと何とも言えないか。別にこのグラナダである必要はなく、このスタイルの癖みたいなものを知っておきたい気はするのだ。

オンキヨーSAS200

オンキヨーがパイオニアのHEと一緒になってまだわずか。このタイミングで出てくる新機種は、まだシナジー云々以前の問題で、それぞれのブランドで、これまで開発されていたものが独立して出てくる段階のはず。よって、この機種は旧オンキヨーの技術で作られてると考えていいだろう。

スピーカが二つついて、そのままステレオ再生可能なブルートゥース接続のスピーカっていうのは、最近はメインになりつつあるのか、各社ラインアップしている。そんな中で出してくるのだから、気合は入っているのだろう。

僕自身は、ちょっと前までは関係者だったから、こういうのを見るときには、ある程度バイアスが入っていただろうことは否定しない。今もそれを引きずっているっていうのも確かだろう。でも、できるだけ公平に見ていこうと思ってる。

店にあったのを試聴したというわけだから、音環境的にはあまりよくないのはわかってるけど、一般市民としてはそれしか方法ないのだから、それで考えていくしかない。のだけど・・・。

今回は、試聴以前のところで違和感を感じてしまった。つまり機器のデザインである。INTECHシリーズとか、高級感で売ってきたオンキヨーのイメージが、いまはなくなってるのかな?アルミ削り出しで重量感はある。でもそれだけ。表面の仕上げもあまりよくないし、角の取り方も粗い。メッシュも質感がないし、天面のコンソールのプラスチックがまた取って付けた感じで一体感がない。これで実売25000円程度。待てよ、と。

ライバルはまずはSONYのSRS-X33。色はソリッドに塗られていて安ッピカンはあるが、実際の重量はほぼ同じ。黒や白を選べばそれなりの質感はある。赤とか青とかはノーサンキューだが(^^ゞ。ueのWS700あたりも、候補。丸い筒状なので、収まりはあまりいい感じはしないけど。それとBOSEのSoundlink miniあたりかな。で、それらと比べて、なんだかパッとしない。垢抜けない感じがするのだ。

この手の機器は、インドアに据え置いてじっくり聴くっていう使い方はあまりされない。家の中でもいろいろな場所に持ち運んで、そこで音を流し聞くというスタイル。もしくは外に出ても音楽が聴きたいってときに使われる。そうなると、この手のスピーカの第一義は、メーカー的には「音」って言いたいのだろうが、使う側からするとファッション、つまりは「デザイン」である。これでは厳しい。専用カバーとかで見た目をモディファイできればまだしも・・・。

音を聞く前にダメだししちゃったけど(^^ゞ、一応音も聞いてみるか。一言で言うと、真面目。低音〜高音まで、満遍なく音が出る。SONYだと音が硬め(敢えて言うと高音より?「硬い」なのでちょっと違うけど)、ueだと中音中心な感じ、感じで言うと「丸め」の音なので、それらと比べれば「素直」なONKYOは「優等生」ではある。けど、そのレベルで話をしようと思うと、BOSEの低音が破壊的。「すげー、この大きさで」って思うのは確実にこっちなんだわ。僕なら、デザインと音がまとまっているBOSEにしそうだ。音の好みはあるけど、ある程度なら、プレイヤー側のイコライザーソフト(アプリ)で調整は効く。なら、音圧が出ているものを選んどけって感じでひとつ。出てるものは抑えられるけど、ないものは出せないから。値段で話をすれば一万円ほど安く入手できるSONYも悪くない。ueについては、残念ながら僕の好みの音ではない。

マニア、玄人的には「いい音」という評価はされる可能性が高いけど、それはいわゆる「ONKYOの音」でもある。つまりONKYOのファンでないとそこは売りにならない。前にも書いたけど、「パイオニアの音」とも違うしね。この差は、たぶんしばらく埋まらないし、性急に埋めてはいけないものでもある。ここでいう「ファン」って「こだわる」ってことだから、変に統合すると、どちらのファンも離れてしまう危険を含む。でもシナジー効果を生むためには、ユニットとかは統合しなければならない。難しい道だと思うのだけどね。まぁ、デザインをまず洗練しようかって感じではある。

東和電子 Olasonic NANO-CD1

プリメインアンプに続いて、CDプレーヤ、いや「トランスポート」か、も5月下旬に発売とのアナウンスがなされた。

再生対応をCD、CD-R,RW、フォーマットをCD-CAのみとかなり割り切った仕様となっている。DACの内蔵もなく、DACは外につなぐこと前提、そもそもUA1と組み合わせることを想定してるわけだから、これはこれでいいのではないか。

アップサンプリング機能を持っているのも面白い。背面スイッチでCDの基本サンプリング44.1kHzから88.2、96kHzへアップサンプリングさせる事が可能という。音にどれくらい影響があるかの興味はある。

価格が63000円っていうのは、ホイホイ買える値段ではないけど、もともと「コンポ」ってのはそうやってホイホイ買えないものを一つづつ、ああでもないこうでもないしながら買っていったものなはずなので、それもそれでいいのかな。

問題があるとすれば、「コンポ」と言いながら、それぞれのアイテムに、他に選択肢がないため、先述の「ああでもない、こうでもない」ができないところ、かな(^^ゞ。縦横のサイズを他のメーカーにも統一サイズとして提案し、競作で市場を形成するようなことができると、いいかもなーと思ったりするんだけど。

VOX Pathfinder10

Selder Custumを購入した時に、簡単なアンプは付いてきた。Photogenic PG05という型番のそれは、弁当箱程度の大きさで、シールド繋いだら自立も出来ないような、そんなヤツだった。電源は9V電池一本で動くということもあり、簡便なことは確かだったんだけど、出す音も小さく、一昔前のトランジスタラジオのような、眠い音が出てきた(^^ゞ。

んなわけで、怪我も治ったし、ギターを再開するにあたって、ちょっとだけアンプをグレードアップしたところでバチが当たるわけじゃないだろうということで、やすいアンプを探したら引っかかったのがこのPathfinder10だったってわけ。

小型だし、出力も10w。初心者向けであることは間違いないんだけど、それでもPG05よりはちゃんとしてる、っていうか自立するし(笑)。ゲインはそれなりに大きくしてやらないとスピーカから音が出てこないけど、流石にVOX、素直な音が出る感じ。音をいじろうと思ったらエフェクタが必須のようだけど、まだ再開したところだし、そんなことを言うレベルにはいない(^^ゞ。

そんなわけで、ちょっとはお金注ぎ込んだし、ちゃんとやらないと、と言いながら弦見ると案の定サビサビなので、まずはそこから、だな・・・。

Olasonic NANO-UA1

Olasonicのブランドで展開する東和電子の初の据え置き型オーディオの第1弾。

まずはUSBアンプということで、USB DACを内蔵したプリメインアンプから登場した。びっくりしたのは色。去年のオーディオ&ホームシアター展に出品したのはアルミの無垢のシステムだったが、白い塗装が施されている。

USB入力は96kHz24bit対応で、同軸、光入力は192kHz24bit対応。レートコンバータによってUSB入力信号も192kHzまでアップサンプリングされるという。パワーは26w☓2。それほどハイパワーじゃないが、まぁデスクトップで使うには充分すぎるだろ。

サイズは、発表時と変わっていなければ149×149×33。今後、CDプレーヤ、ハイパワーステレオ・モノラルアンプ、DAC、オーディオプロセッサが登場する、とされているので、それぞれがほぼ単機能コンポという構成。普通にやるぶんにはUA1とCDだけでいい。本格的にやりたくなったら、UA1ではなく、その機能を3つに分離した単機能マシンを使うというわけだ。アンプはモノラルにもステレオにも使えると言うが、マニアからすればモノラルだけ出してほしいと言う要望も、性能評価次第では出る可能性もある。余計な回路がついてるってことだからね。コンポというならチューナとか、きり無いか(笑)。

最初に出てきたこのUA1、価格は73500円と強気。最近のオーディオは、大きさと音は必ずしも比例しない感じもするが、一度試聴くらいはしてみたいものだと思う。

でも、その前にOlasonicのたまご型スピーカがほしいんだよね。テレビ用のスピーカとして。ウチの液晶TV、ほぼ駆け込み購入な上に投資をケチったせいで、音の周波数特性がめちゃくちゃ。薄型テレビなら構造的に抱えてる問題ではあるんだけど。かと言って、映画ならともかく、流石にドラマとかアニメとか見るために、AVアンプから立ちあげて、なんてことはしたくないんだよね・・・(笑)

・・・って、昨日から物欲な話しかしてないなー(^^ゞ


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