なんでかっていうと、最近通勤途上でよく見かける、ってことは、普段使いにしてる人がいるんだ、この200台限定カーを。それはそれですごいことかもって思ったので。

コペンクーペへの考え方は今も変わってない。「オープン」なことがコペンのアイデンティティなのに、わざわざクローズドクーペにする意味って、というところ。その部分を差し置いて、クローズド2シーター軽っていうのは、軽トラ以外にはまずないので、スタイリッシュクーペ軽という意味ではまぁありかも、ってことで、改めて見る機会を得て、改めて。

スタイリングにファストバッククーペというのを選んだのはまぁ悪くはないかと。ただ、やはり「軽」のサイズの制約を受けるので、比較的腰高に見えてしまう。それは安全対策などでボンネットを高く、みたいな制約もあるので、コペン全体にも言えてしまうが、クローズドにすることで、リアクォーターがさらに重さを増すように見えてしまう。

よって、ぱっと見はまとまっているように見えても、見慣れてくると、せっかくオープンでないようにしたのだから、ルーフの高さを同一にする必要はなかったのではないか、とか感じるわけだ。

現在、LA400でデザインとして一番まとまってるのは、個人的にはGRスポーツではないかと思う。「コペン」にもどることがあるとしたら、もう年代的にL880は難しいだろう。そうなったら、GRスポーツを候補にしそうだ、というのが今の気分かな。そんな日が来るかどうかは知らんけど。