本日、発令された緊急事態宣言だけど、巷で言われているように、もっと早く出すべきだったようには思う。でも、だからって、それを周りから「出せ、出せ」っていうのは筋が違い、それは出す人の判断に負うところが大きい。どうせいつ出したとしても、結局はどこかから批判は必ず出る。それを飲んでこそのリーダーシップってわけだろう。

そうは言っても、今の状況でそれを出したところで状況はあまり変わらないのではないか。強制力のある規制が望まれる中で、日本ではそれはできないとか寝ぼけたことを総理はおっしゃるが、法に書かれたことを捻じ曲げて解釈してきた閣議の連発はどこに行っちゃったのかと思う。こんなときこそそれをやるべきで、そのあたりが「場当たり的」「保身」と言われる所以なのだ。民主党が「悪夢」というなら、この政権は「ある種の人たち以外全部沈没」とでも言うべきで、庶民にしてみれば、「やってくれなさ度」は両者で大きく違っているとは、僕には思えない。

支援だって巨額だとか言うけど、それを手にできる人は限られていて、さらに規制の確認や手続きやなんやかやで、それを手にするどころか申請する段階まででへばってしまう仕組み。結局僕が手にできるのは「マスク2枚」、それも「1世帯当たり」なので、うちの人数換算だと「わずか0.4枚」で終了な予感。何この狭いだけじゃなくて重い門は。まーいいや。この状況でも僕らは生きている。それがとりあえず大事。