これは正直最大級のサプライズ。

今年は去年に引き続き、ラトバラ、ミーク、タナックという3名体制でWRCに臨んだトヨタ。そしてオット・タナックが見事チャンピオンに輝いたのだが、その直後にヒュンダイに移籍とか、衝撃的なニュースだったのだが、トヨタもここでドライバー全員入れ替えという大胆な人事に。

その目玉が去年まで6年連続でチャンピオンだったセバスチャン・オジェの加入というわけだ。その前の長年のチャンピオン、セバスチャン・ローブが参戦を限定的にしてからずっとチャンピオンを守って来たわけだけど、去年ついにタナックにチャンピオンを奪われた。巻き返しの地にトヨタを選んだということになる。

後のメンバーは、エルフィン・エバンスとカッレ・ロバンペラ。この二人はどちらかというと若手の方だけど、オジェは間違いなく最強の一人。ヤリスに乗って、どのような活躍を見せてくれるのか、なかなか楽しみである。ヤリスもモデルチェンジすることだし、来年も激しい戦いになりそうだ。