ごめん、ハンガロリンクでマックス初ポールとか行ってる時に先週の話題になってしまった(^_^;)。でも面白かったのでやはりドイツは書いておきたいのよ。
雨が降るとレースは面白くなる、というのはよく言われることだけど、話はそんなに単純ではない。エンジンパワー差は圧縮されるけど、雨の日に必要なのはロードホールディング。つまりメカニカルグリップ、空力については圧縮なんかされない。マシンバランスが最適化された車が強いってことで、それは結局、本当に強いマシンはどこでも強い、っていうことにつながるのだ。

と、前置きをして。ドイツGPは予選はドライ、決勝は雨となった。この予選でも波乱があり、ヴェッテルはQ1すら走れず最下位スタート、ルクレールもQ3で走れず10位スタートとフェラーリが沈んだ。メルセデスはハミルトンがポール、ボッタスが3位と相変わらずの強さで、フェルスタッペンとガスリーのレッドブル勢が2位、4位ということで、フェラーリを除けば無風な予感だった。

それが、決勝の雨で一変した。スタートからSC先導で回っているときは、各ドライバーとも「レースできるよ」「やろうぜ」みたいな無線が飛び交ったものの、スタートしてみるとフェルスタッペン、ガスリーは出遅れ。しかも2周目にはペレスがコースアウトでまんまとSC導入。ちょっとな、と思ったけどまぁそれでも数周後にレースは再開。この雨で、特に最終コーナーのアウト側はほぼスキッドパッド。これはねぇわと思っていたところ、そこにはまるマシンが続々。ルクレール、ハミルトン、ヒュルケンバーグ、ボッタスが結局クラッシュ組(ハミルトンは復帰)、ライコネン、フェルスタッペンはなんとかクラッシュ回避組。まぁ、それでも昔はコースアウトしたらグラベルにはまって亀の子状態になるマシンが続出なんてこともあったし、最近コースアウトしてもそんなに減速されずにコースに戻れてしまう風潮は何か違うと感じていたところ、こういうコース外では厳しい裁きが待っているっていうのは、ありなんだと思う。ただ、ほぼ減速できずにバリアまっしぐらは勘弁してほしいし、危険でもある。

そんなこんなでメルセデスは自滅、フェラーリもルクレールが消える中で、フェルスタッペンとヴェッテルが魅せてくれた感じもあり、タイヤ交換が5回とか尋常ではないレースだったけど、面白く見ることができた。優勝はフェルスタッペン、2位はドンケツスタートのヴェッテルとか最高じゃないか。3位にトロ・ロッソのクビアトが滑り込み、メルセデス、フェラーリ、レッドブル以外では久々のポディウム。やはり、マシンの出力差だけでもある程度圧縮されれば他のマシンもそれほど悪いつくりじゃないってことが証明された感もあり、エンジンルールが変わるだけで他が何も変わらなくても面白いレースは見られるような気がした。