東京医科大学のトップたちは、一体何を考えているのだろうか。百歩譲って二次試験で内々にそういうガイドラインが設けられていたというなら、そんなこともあるだろう。誰も納得はしないだろうが。しかし、学力だけを判定するはずの一次で、性別だけで切り落とされるなんてことは、おおよそ考えられることではない。

何よりも、その処置によって実際に結果が確定してしまっている方々もいるし、その方々を差し置いて僕がそれをああだこうだと取り沙汰することこそが「許されない」のではないかと思ったりする。

それは置いても、他でもやってるみたいな話も出てき始めている。それが行われていたと言われる時代から、今でも受験生を育てている親としては、仮にウチの娘にそういう希望があったとしたら、他人事ではない話になったし、訴訟もコミで検討しただろう話だ。かと言って、それで子どもたちの過去が戻ってくるわけでもなんでもないところが一番重要で、子どもたちに一生払拭できないこんなやるせない気持ちを背負わせてしまったことに対して、あなた達は何を償ってくれるというのか。

もっと書きたいこともあるけど、そっちはひとまず飲み込んでおくか。勢いに任せて書くと、ろくなことがないのはいつものことだから。