そもそも、復帰1年目、最初はそのくらいから入るもんだと思っていたところ、初戦で2位、第2戦では優勝とか来たもんだから、すわ復帰一年目にして、なんて話が盛り上がってしまうのだ。まだまだ早いって。

ラリー・メキシコは、これまでの2戦の雪とは一転、ダート(土)がメインのステージが多くなる。

しかし、今回の優勝はシトロエンのクリス・ミーク。初戦はフォード、第2戦はトヨタ、で、第3戦はシトロエンが勝ったことで、どのチームにも勝つチャンスが有るように見える。ヒュンダイが未勝利だけど、結構僅差で来ているから早晩勝つことになりそうだ。

VWが撤退したことによって、去年までのVW最強という構図は当然崩れたわけだけど、その結果がこうなることまでは予想されてなかったかも。ただ、やはりセバスチャン・オジェ強し、という部分は崩れなかった。このラリーでも2位に滑り込んだオジェは、総合1位を取り返した。一応2位にはラトバラ(トヨタ)がつけているものの、総合力ではやはりオジェの方が一枚上なのかもしれない。次はフランス、旧名ツール・ド・コルス。どんな展開になっていくのか、楽しみだ。