・・というメールが来た。終了は2015年9月30日17:00。

おっと危ないところだった。コペン用のステレオヘッドユニットを検討するときに、アプリユニット(SPHシリーズ)も候補に入れてたんだっけ。今は生産終了となってるけど、考慮してる時はまだ「現行品扱い」だった。とは言え、新規ハードの開発がないようだったし、Apple CarPlayとの兼ね合いもあったし(SPH-DA700として発売されたから一応同じシリーズの後継機扱い、だがこれは予算オーバー)、iOS8での表示動作不具合という情報もあったので、最終的に買わずに終わったのだけど、こうなってみると正解だったな。

単独だと、使うこと自体にお金がかかるナビアプリという風情。お金を取るだけあって、単体でも操作性やルート検索アルゴリズムなど、無料のものとはさすがに一味違ったが、今や無料アプリでもそれほど不満なくやれてるし、iPhone6 Plusにしてからは、画面の視認性も問題なくなった。

アプリユニットに接続すると、車速パルスが取れる、ユニット側にも各種センサーがつく、VICSやビーコンの情報が取れるなどがついて、ナビとして完成するスタイルで、イメージとしてはガイガーからファイナルフュージョンしてガオガイガーになる感じ(どういう例えだ(^^ゞ)。そういう関係上、アプリ単独使用のためにお金をつぎ込むのは、あまり賢いとはいえず、現状の運用は停止状態ではあった。

単体で使うとトンネル追従とか、他のアプリとあまり変わらないというか、実はそういう状況で一番追従してくれるのはiOSに最初からついてる「マップ」って、なんという「青い鳥」状態(^^ゞ。

iOSのアプリに関しての発表しか見てないから、Androidのアプリの対応は見ていない。また、今後はCarPlay機種に移行するのだろうから、機種自体も消滅でいいのだろう。だけど、今回の決定は、iPhoneでこのアプリユニットを運用中の人たちにとっては大ダメージ。3年で買い換えるとか想定してるとしたら、それは一般的には短いのでは?それでいいのか、としか言いようがないではないか。

Mapfan+(これは本体じゃないけど)やドコモと共同のナビクレードルなど、似たようなサービスが重複してたから、整理する必要はあったのかもしれないが。使えたものが突然使えなくなるってのは、家電メーカーとしてどうなんだろう。レーザーディスクの終焉の時とは対応がだいぶ違うような気がする。