この国の「ミニバン」の概念を一新させたステップワゴン。初代は、最初に5ナンバーのサイズありきで、その枠目一杯に箱を作るという手法で良くも悪くも注目を集めた。最終的に、「FFレイアウトの箱」は日本のミニバンの主流になったことを考えれば、今の評価は「画期的だった」、しかないであろう。今から考えれば、車体その他剛性の低さはかなりのもんだったし、それに8人も人を詰め込むのは、いろいろと「思いもよらない」ものだった、とは言えるけど、まぁ時代がおおらかだったと言ってしまえばそれまでの話だ。
そんなステップワゴンも5代目。ベースの思想は一緒だけど、デザインはただの箱だった初代からすればだいぶ変わった。デザイン上の今回の目玉はやっぱり「わくわくゲート」かな。バックゲートが分割になっていて横開きもするってやつ。駐車場とか路肩駐車でも、スライドドアがあってさえ、後ろから出入りできたらな〜、というシチュエーションは皆無じゃない。とは言え、3列目のシートが一枚シートバックで、動きが取れなかったら話にならないわけだけど、それを分割式にして、床下格納できるようにしている。床下格納だけだったら僕のMPVでもそうなので、目新しくないのだけど、分割しているところがミソかな。2列目より前はウォークスルーできるのが常識なので、3列目がなんとか通過可能にして、フルアクセスが可能になっている。
それを引っ張るエンジンも思い切ったダウンサイジング、1.5Lターボとしている。これで110kw、203Nmのパワーとトルク。2代目、3代目に載ってたK24Aに比べても僅かに下回るくらいで、2.0エンジンと遜色ないものとなっている。1.5Lなので、現在のライバルと比べても自動車税が安いのが大きなポイント。燃費も17.0km/Lとなってる。
現在、このクラスのミニバン市場は、セレナからヴォクシーに売れ筋が変わっていて、ステップワゴンの出る幕は長らくなかったのだけど、勢力図がまた書き変わる可能性はあるかな?ただ、ダウンサイジングも二面性あるので、十分に注意して乗り比べてほしいところだ。例えば?実行トルクは十分でも、低回転のトルクはどうしても不足するので、出足に弱点があるとか、それに派生してゼロ発進でついつい踏んでしまうので、思うより燃費が伸びない、などね。
そのアンチテーゼとしてあるのがSKYACTIVだっていうのは、割と有名な話。
そんなステップワゴンも5代目。ベースの思想は一緒だけど、デザインはただの箱だった初代からすればだいぶ変わった。デザイン上の今回の目玉はやっぱり「わくわくゲート」かな。バックゲートが分割になっていて横開きもするってやつ。駐車場とか路肩駐車でも、スライドドアがあってさえ、後ろから出入りできたらな〜、というシチュエーションは皆無じゃない。とは言え、3列目のシートが一枚シートバックで、動きが取れなかったら話にならないわけだけど、それを分割式にして、床下格納できるようにしている。床下格納だけだったら僕のMPVでもそうなので、目新しくないのだけど、分割しているところがミソかな。2列目より前はウォークスルーできるのが常識なので、3列目がなんとか通過可能にして、フルアクセスが可能になっている。
それを引っ張るエンジンも思い切ったダウンサイジング、1.5Lターボとしている。これで110kw、203Nmのパワーとトルク。2代目、3代目に載ってたK24Aに比べても僅かに下回るくらいで、2.0エンジンと遜色ないものとなっている。1.5Lなので、現在のライバルと比べても自動車税が安いのが大きなポイント。燃費も17.0km/Lとなってる。
現在、このクラスのミニバン市場は、セレナからヴォクシーに売れ筋が変わっていて、ステップワゴンの出る幕は長らくなかったのだけど、勢力図がまた書き変わる可能性はあるかな?ただ、ダウンサイジングも二面性あるので、十分に注意して乗り比べてほしいところだ。例えば?実行トルクは十分でも、低回転のトルクはどうしても不足するので、出足に弱点があるとか、それに派生してゼロ発進でついつい踏んでしまうので、思うより燃費が伸びない、などね。
そのアンチテーゼとしてあるのがSKYACTIVだっていうのは、割と有名な話。
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