この時期になると、PCの春モデルが一斉に発表される。その横並びっぷりは、見てるこっちがあきれるほどではあるけど、僕が注目してるのは、基本軽く持ち運べるノートタイプ、今回は表題の機種ってことになる。

ま、とはいえ、今回から、今後数年は、自分のPCに対する購買意欲は低空飛行状態に陥ること確定なので、例年以上に「ざっくりチェック」だけで終わってしまう。

で、LOOX Uなんだけど、今回、VAIO Pをかなり意識した構成になってる。すなわち、これまでの過去2モデルのスタイルだったコンバーチブルタイプのタブレットをやめて、普通のノートスタイルになってしまっているところだ。

結果、これまでのモデルより薄型化に成功している。横長な形になってしまっているが、それがキーボードに余裕を持たせることにもなっていて、3モデル目にして、ハードとしての使い勝手は向上しているように思う。

一方、こういう形にしたことによるデメリットは、使うときには開いてなきゃならないということ、そしてバッテリの小型化による継続使用時間の短縮ってところか。どちらも、外出、特に移動中における使い勝手にとってはハードルになるだろう。

ポケットに入れて持ち運ぶっていうコンセプトは、あまり重要じゃないと思うのだけど、荷物を少なくしたいという部分では重要なのかな。ま、個人持ちPCを仕事でサブとして使う時代がまた来るのであれば、このサイズは重要なんだけど、今はその可能性もほぼないし、経済状況もそれを許さないしね。