やはりニコンの2代目の10メガデジイチはD70後継だった。
D200の絵を見れば、絵の感じはそんなにずれないと思う。この辺は安定してるのがニコンだから。使い勝手とか、高感度とか、そういう部分ではD200を上回ってくるだろう。で、来年くらいにはD200も後継機種かな?

このあたり、カメラ業界も家電業界のように毎年モデルチェンジを行うようになった。そろそろ、そういう「目新しいもので短期に売りさばく」方式はやめて、一つのものをじっくり売ることの大切さを見直して欲しい気もするんだけど、世間が「もっと、もっと」と言うから、無理か(^^ゞ。

この流れで、キヤノンも、今年中には10Mエントリーデジイチを投入することは簡単に予想できる。僕はと言うと、8Mと10Mの間には、画面の大きさとそれに比例したデータの重さくらいの差しか感じられない(^^ゞ。僕の持ってるディスプレイだと、8だろうが10だろうが、ピクセル×ピクセルでは全体を把握しきれる状態じゃない。

っていうか、別に僕のディスプレイじゃなくても、たとえWUXGAディスプレイ使ったとしても、1920×1200(これでも既にフルスペックハイビジョン以上!)だけど、10Mの画素数って、縦横それぞれ軽く倍なんですけど(^^ゞ。つまり、今の最高峰のディスプレイだって、デジイチの画像をピクセル×ピクセルで見ることはできないってことだ。今研究開発されてる4K2Kが実用化されて、やっとってことだし、このペースだと、やっとの思いでそれが実用化された頃には「40Mデジイチ誕生!」とか言われちゃってるんだ(^^ゞ。うげぇ・・・。

こんなこと言っても仕方がないし、言い尽くされてると思うけど、デジカメの画像を見るのって、やっぱりディスプレイだろ?プリントするたって、せいぜいA4出すかどうか、普通はL版だわな。で、そんな中で、今のデジタルでも、スチルカメラの実力って、完全に突出してるよね。一方、銀塩写真の方が、まだ精細だっていう話もある。そりゃそうだ、相手は一分子の感光物質だ。究極はそこまで行かないと、「まだ粗い」とか言われちゃうんだ。でも、「それ」を目指すのがいいのだろうか。そろそろ、そのあたりを考え直す時期になってるんじゃないかなぁ・・・。