今期6回目にして最終のスプリント予選フォーマット。ブラジルみたいな天候が不安定な、そしてトリッキーなサーキットでそれが行われるっていうのはどうなんだろうと思いながら見たが、自分が応援しているドライバーやチームが好調かどうかで見方は変わるのかもしれないなぁと認識できた。フェルスタッペンがどれだけ強かろうと、マックスのファンは「それ」を見たいものなんだ。何度でも。
FP1、予選が行われた金曜日は曇りがちから雨、スプリントの土曜日は晴天、決勝も晴天ということではあったけど、雨が来たのは予選Q3もみんなが一度はアタックをした後だったので、去年のような大番狂わせの結果にはならなかった。そして、今年のF1には2種類のドライバーがいる。マックスとそうではない人だ、的な状況は続いており、マックスが勝つことはひとまず置いて、その後ろで繰り広げられるのは例年よりも激しいバトルで、チーム間の浮き沈みがめちゃくちゃ激しいので、マックスファンでなくても見ごたえのあるレースは見れる。「超人ロック」の初期のキャッチフレーズではないが「マックスファンとそうでない人へ」って感じだ。
それでもって、アメリカ大陸に来てから好調で、去年唯一の勝利を挙げたブラジルでの走りが期待されていたメルセデスは、その期待にこたえることはできず(ハミルトンがポイントは取っている)、逆にこの数戦絶不調をかこっていたアストンマーティンがアロンソ、ストロールとも調子がいいという不思議な現象が起きた。アロンソの決勝終盤のペレスとのバトルは「F1名勝負集」に残るだろうと思われるような素晴らしいバトルだった。勝ってポディウムをゲットしたアロンソも、敗れて4位にはなったペレスも、このようなバトルなら納得できたのではないか。
話は大きく前後してスタート前のフォーメーションラップでルクレールがクラッシュ、いつぞやのモナコをほうふつとさせる不思議な、と思いきや、ハイドロリック系のトラブルだという(後に電子制御系と発表された)。スタートではアルボンとヒュルケンバーグ、マグヌッセンが絡む事故、アルボンのタイヤが飛んでリカードのリアに激突、当たり所が悪かったらほんと危ないところだった。リカード「タイヤが飛んでくるのが見えて、自分に当たらなかったことは良かったけど、『大丈夫』と思って後ろを見るとリアが壊れていて悪態をついた」という。それが「戦う」ドライバーの本能なんだと思えるよ。
そのアルファタウリは全般的にスピードがあった。それゆえにリカードの事故と、そのあとのリスタートでの周回遅れ処置はなんだかなー、と思うわけだけど。アルファタウリもアメリカ大陸に来てから毎戦どちらかが数ポイント稼げるくらいに力をつけてきたけど、今回は角田のターンで、スプリントでアルファタウリ初のポイント3点をもたらした。ラストのハミルトンに対するオーバーテイクは、ハミルトンのマシンの調子が上がらなかったからとはいえ、しびれた人多数。決勝でもクラッチに問題を抱えながらも9位でポイントを持ち帰った。コンストラクターズ順位を争うウィリアムズ、アルファロメオ、ハースがそれぞれ無得点だったので、総合単独8位となり、7位のウィリアムズとの点差も7ポイントとあと2戦で逆転も可能な位置に来た。リカードもペースは悪くなかったので、どちらも好調な状態を見せてほしいと思うのは僕だけじゃないよね。
トップ10はフェルスタッペン、ノリス(ノリスはフェルスタッペンと渡り合えるんじゃないかというペースは、少なくとも序盤にはあった。)アロンソ、ペレス、ストロール、サインツ、ガスリー、ハミルトン、角田、オコン。
さすがに一周挟んで次も初開催のラスベガス。アメリカでナイトレースってことは、日本では月曜の昼が決勝なの?と思いきや、開幕日を見れば、現地23日木曜日からの日程になりそうなので、それは良かった・・・。
FP1、予選が行われた金曜日は曇りがちから雨、スプリントの土曜日は晴天、決勝も晴天ということではあったけど、雨が来たのは予選Q3もみんなが一度はアタックをした後だったので、去年のような大番狂わせの結果にはならなかった。そして、今年のF1には2種類のドライバーがいる。マックスとそうではない人だ、的な状況は続いており、マックスが勝つことはひとまず置いて、その後ろで繰り広げられるのは例年よりも激しいバトルで、チーム間の浮き沈みがめちゃくちゃ激しいので、マックスファンでなくても見ごたえのあるレースは見れる。「超人ロック」の初期のキャッチフレーズではないが「マックスファンとそうでない人へ」って感じだ。
それでもって、アメリカ大陸に来てから好調で、去年唯一の勝利を挙げたブラジルでの走りが期待されていたメルセデスは、その期待にこたえることはできず(ハミルトンがポイントは取っている)、逆にこの数戦絶不調をかこっていたアストンマーティンがアロンソ、ストロールとも調子がいいという不思議な現象が起きた。アロンソの決勝終盤のペレスとのバトルは「F1名勝負集」に残るだろうと思われるような素晴らしいバトルだった。勝ってポディウムをゲットしたアロンソも、敗れて4位にはなったペレスも、このようなバトルなら納得できたのではないか。
話は大きく前後してスタート前のフォーメーションラップでルクレールがクラッシュ、いつぞやのモナコをほうふつとさせる不思議な、と思いきや、ハイドロリック系のトラブルだという(後に電子制御系と発表された)。スタートではアルボンとヒュルケンバーグ、マグヌッセンが絡む事故、アルボンのタイヤが飛んでリカードのリアに激突、当たり所が悪かったらほんと危ないところだった。リカード「タイヤが飛んでくるのが見えて、自分に当たらなかったことは良かったけど、『大丈夫』と思って後ろを見るとリアが壊れていて悪態をついた」という。それが「戦う」ドライバーの本能なんだと思えるよ。
そのアルファタウリは全般的にスピードがあった。それゆえにリカードの事故と、そのあとのリスタートでの周回遅れ処置はなんだかなー、と思うわけだけど。アルファタウリもアメリカ大陸に来てから毎戦どちらかが数ポイント稼げるくらいに力をつけてきたけど、今回は角田のターンで、スプリントでアルファタウリ初のポイント3点をもたらした。ラストのハミルトンに対するオーバーテイクは、ハミルトンのマシンの調子が上がらなかったからとはいえ、しびれた人多数。決勝でもクラッチに問題を抱えながらも9位でポイントを持ち帰った。コンストラクターズ順位を争うウィリアムズ、アルファロメオ、ハースがそれぞれ無得点だったので、総合単独8位となり、7位のウィリアムズとの点差も7ポイントとあと2戦で逆転も可能な位置に来た。リカードもペースは悪くなかったので、どちらも好調な状態を見せてほしいと思うのは僕だけじゃないよね。
トップ10はフェルスタッペン、ノリス(ノリスはフェルスタッペンと渡り合えるんじゃないかというペースは、少なくとも序盤にはあった。)アロンソ、ペレス、ストロール、サインツ、ガスリー、ハミルトン、角田、オコン。
さすがに一周挟んで次も初開催のラスベガス。アメリカでナイトレースってことは、日本では月曜の昼が決勝なの?と思いきや、開幕日を見れば、現地23日木曜日からの日程になりそうなので、それは良かった・・・。